乳酸菌のチカラ-HOME »  腸の健康と乳酸菌 »  どうやって増やす?ビフィズス菌

どうやって増やす?ビフィズス菌

おなじみビフィズス菌

腸内環境を整えるためには乳酸菌は欠かせません。
乳酸菌の一種でもあり、腸内の善玉菌としてみなさんおなじみのビフィズス菌が有名ですね。
ヨーグルトをはじめとする製品にも入っています。

ビフィズス菌はフランスで発見された菌で、Bifidobacterium属に属する細菌の総称で、
Y型に分岐した形からラテン度の「分岐」を意味する「ビフィズス(bifidus)」と名づけられました。
主にヒトや動物の腸管に生息し、グルコースから乳酸や酢酸を産生します。

ビフィズス菌とは腸管内に生息して体にとってよい働きをします。その作用として
・腸内環境の改善(整腸作用)
・腸管を刺激して免疫力を高める
などなど、いわゆる善玉菌としての優れた効き目があります。

ビフィズス菌によって悪玉菌が抑制され、悪玉菌が生成する腐敗産物が減少し、便秘や下痢といった排便状態が改善されます。
免疫力の向上はビフィズス菌が腸管を刺激することで免疫力が高まり、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状の改善や発ガン抑制に効果を示すためといわれています。

生きたまま腸まで届く、とは?

私たちが食べたビフィズス菌の多くは胃酸で死滅してしまいます。
よく「生きたまま腸まで届く」乳酸菌やビフィズス菌、といった宣伝がされるヨーグルトがありますが、それらは腸内に存在する定住菌といわれるものと同じではなく、メーカーにより胃酸に耐えうる種類の菌が使われているからのようです。

赤ちゃんはビフィズス菌が多いことで知られています。
赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいるうちは無菌状態ですが、生後すぐから様々な菌が住み着きます。
数日後すぐに善玉菌のビフィズス菌が増え、じきに腸内細菌の九割ほどを占めるまでになります。
母乳を飲んでいる間は母乳の中の善玉菌を増やす要素によりビフィズス菌の効果も維持されます。
しかし離乳食がはじまるとその後は成人になるにしたがって善玉菌は減る一方となります。

どうやって増やすかが問題

成長に従って減るビフィズス菌。
ビフィズス菌のエサとなり、菌を増やし、有害物質の排出を促すためにはオリゴ糖が必要です。
ビフィズス菌がオリゴ糖を食べると酢酸や乳酸を産生しますが、この酸には悪玉菌を弱める力があります。

またラクトフェリンといわれる乳タンパク質の一種もビフィズス菌を増やします。
出産後まもないお母さんから出る母乳(初乳)には、ラクトフェリンが含まれています。
このラクトフェリンは細菌から乳児を防御するほか、ビフィズス菌の増殖を促進する効果もあるといわれています。
他にも食物繊維や酵素、アミノ酸など善玉菌を増やす栄養素として知られていますので、効果的に食事に取り入れたいですね。また胃酸で死んでしまった乳酸菌やビフィズス菌である死菌には、悪玉菌を吸着して腸内を掃除するという有益な役割がありますので、
ビフィズス菌を増やす食事やサプリメントの使用は腸内環境を整えるためにとても大切です。