腸は健康のバロメーター
重要な役割、腸の免疫機能
便秘のみならず、腸の具合が悪いと体の健康全体に影響を及ぼします。
その理由は腸が消化吸収や排泄の機能だけでなく、体内で一番の免疫器官という大切な働きを担うからです。
腸で免疫・解毒作用が働くことから私たちの健康は保たれているのです。
便秘や便が溜まった状態は腸内の環境を悪化させ、腸内細菌が解毒のために生成する酵素にも影響を与えます。
その結果、免疫器官の機能が低下して全身に影響が及ぶことになるのです。
侮れない便秘の影響
便秘が腸内環境を悪化させるのは大腸の消化のしくみが関係しています。
私たちが食べたものは約24~72時間かけて消化吸収および排泄されていきます。
小腸で食べたものの栄養の大部分は消化吸収され、その残骸が大腸に運ばれます。
このときに腸の働きが鈍っている場合など、便秘となって毒素やガスが溜まり、体内に有害物質や毒素がたまるのです。
そうなると、
・口臭や体臭が強くなる
・便秘やお腹の張り
・ニキビや吹き出物などの肌荒れ
といった症状がでてきます。便秘がちの人ならばおなじみの症状ですね。
でも実はこうした症状は腸におけるトラブルを意味しています。具体的には
・自律神経や新陳代謝の乱れ
・免疫力の低下
・発ガン物質の生成
・悪玉コレステロールに対する防御力の低下
などがあります。
また免疫力の低下から病原菌への感染も高まりますので、長期的には以下のような生活習慣病を引き起こす原因にもなるのです。
・アトピーや花粉症などのアレルギー
・糖尿病
・メタボリックシンドローム
腸がこんなに体に影響を与えるなんて、もっと腸の健康に気を使う必要性を感じますね。
生きた菌を健康に役立てるプロバイオティクス
現代は様々な生活習慣病がありますが、便秘や下痢、自律神経や食生活の乱れがしいては重大な病気の原因にもなることがわかりました。
こうしたことから腸の健康に関心が集まり、腸の研究が進んだ結果、乳酸菌やビフィズス菌が重大な役割を担うことがわかったのです。
そこで乳酸菌やビフィズス菌など、「腸内環境の改善に役立て、身体に対して有益な効果をもたらす生菌」を総称して「プロバイオティクス」と呼ぶようになりました。
プロバイオティクスには血中コレステロールの低減作用や病原菌に対する拮抗作用、腸内有害物質の抑制など、腸内環境を改善する効果が期待されています。
こうした効果を持つプロバイオティクスを使用したヨーグルトが機能性食品としてプロバイオティクス食品などと呼ばれ店頭に並んでいますので、普段の食生活にとりいれてみるのもいいかもしれません。