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乳酸菌の元は大豆から

乳酸菌生産物質の原料、大豆

腸および体全体の健康に必要な乳酸菌。
また私たち日本人にとってはなじみが深いのが植物性乳酸菌ですが、その代表格は味噌やしょうゆの元になる大豆です。
実は、「畑の肉」として知られる栄養価の高い大豆は、乳酸菌生産物質の元としても活躍しています。

ここで乳酸菌生産物質のできる一例をみてみたいと思います。
①豆乳のもとになる大豆の用意
②大豆を水に浸してやわらかくする
③大豆を粉砕して加熱し、搾り
④豆乳ができる(乳酸菌のエサ、培地とする)
⑤滅菌する(乳酸菌が生育しやすい環境を作るため)
⑥乳酸菌の接種(16種35株の乳酸菌を豆乳に植える)
⑦発酵・熟成させる(一定の温度・湿度の管理下で行なう)
⑧乳酸菌の培養(数ヶ月から一年ほど)
⑨発酵
⑩滅菌
⑪ろ過して可溶性、不可能性の成分に分けて抽出
⑫可溶性成分が乳酸菌生産物質の豆乳発酵エキスとして完成

なかなか手間がかかっていますね。

豆乳と共棲培養で乳酸菌を鍛える

ポイントになるのは、
・豆乳が乳酸菌にとって棲みにくい環境であること
・接種する乳酸菌群が複数の乳酸菌と混合して培養されること
だそうです。
なぜ豆乳を使って培養するかといえば、豆乳の中のアミノ酸を、乳酸菌がエサとして分解し、様々な要素を生成するからのようです。

また乳酸菌にとっては棲みにくい環境で育てることで、生存能力が活性化するといわれています。
さらに複数の乳酸菌を一緒にして培養する(共棲培養)と、菌同士の相性の関係から、お互いの菌が競り合い鍛えあってより強い乳酸菌生産物質を産生できる菌へと成長するそうです。乳酸菌がスパルタ教育(?)の末にたくましくなるといった感じですね。
たくさんの種類が一緒にあることで、より濃縮された乳酸菌になり、優れた働きをするようです。

手間ひまかけて作られる

メーカーによっては、大豆の生産から手がけるところもあり、専用の農場で無農薬栽培した大豆を用います。
乳酸菌についても継代培養といって、元の菌を植え継いで使っているのだそうです。
面白いところでは培養のときに乳酸菌と豆乳に音楽を聞かせることもあるようですよ。
さらに発酵時には温度はヒトの腸内に似た状態を再現することで、乳酸菌が持っている力を発揮できるようにしているのだそうです。

こうしてみるとかなりの手間ひまをかけて作られているのがわかりますね。
凝縮された乳酸菌生産物質の力を、ぜひあなたの腸で確かめてみてはいかがでしょうか。