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体にやさしく植物性乳酸菌

本来は動物も植物も含まれる

どうしても乳酸菌というとヨーグルトや乳酸菌飲料といった乳製品がメインになっているイメージがしますが、
乳酸菌の種類にあるピクルスやザワークラフトなどを見るとそうでもなさそうですよね。

そういえば日本の味噌やしょうゆなどの発酵食品は大豆から作られるのであって、乳製品ではないですし。
乳酸菌はもともと動植物がつくる乳酸を生成するものの総称で、動物性と植物性という種類があるのです。

動物性と植物性の特徴

植物性乳酸菌と動物性乳酸菌についてそれぞれの特徴を比べてみましょう。
動物性乳酸菌はヨーグルトやチーズなど乳に由来し、
エサは乳糖のみ、しかもエサが豊富で栄養バランスがよいところにしか生息できないそうです。
種類は20種類ほどといわれています。

一方の植物性乳酸菌はというと、野菜や豆、米に麦などの植物を発酵させ、
ブドウ糖やショ糖、果糖、麦芽糖などの多糖類を分解するもので、種類も100は超えるといわれています。
特徴としては酸やアルカリ、塩分などに強く、エサが豊富でなくても生息できる強さを持つことです。
そのため動物性乳酸菌よりも腸に届きやすく、過酷な環境で育ってきた強みを生かして腸内環境の改善に役立つというわけです。
腸内には様々な菌が棲みついていますので、他の菌と共存できる強さでいえば、植物性乳酸菌に軍配があがるようです。

日本人にあっている植物性乳酸菌

ヨーグルトやチーズなど動物性乳酸菌のものは比較的酪農が盛んなヨーロッパなど、海外地域で発達してきたといえます。
それに対して日本やアジア地域は農耕文化ゆえに、昔から保存や味付けに植物性乳酸菌を利用してきた歴史があります。
考えてみると、私たち日本人は昔から味噌やしょうゆなど、植物性乳酸菌を利用する食事が自然と根付いていたのですね。
よく言われることに日本人は古代からお米や食物繊維が多い食事を摂るので、腸が長いという話があります。
地域に合った食生活によって身体は作られるものですから、日本人にとっては伝統的に植物性乳酸菌が体質に合うと考えていいかもしれませんね。

最近はこのような背景から、欧米寄りの動物性乳酸菌の食事から植物性乳酸菌の多い日本の伝統食を見直す動きがでてきました。
CMなどで「植物性乳酸菌」といったフレーズを耳にする機会も多いのではないでしょうか。
植物性乳酸菌由来のサプリメントや食品の発売も相次いでいますので、お腹の健康に気を配る方はぜひ注目してみてはいかがでしょうか。